〜 第八弾 〜  KARL BLOSSFELDT・ROLF SACHSSE
 写真集・洋書

KARL BLOSSFELDT・ROLF SACHSSE(Art Forms in Nature The Complete Edition )

「 縁とは摩訶不思議なものである」
それも「写真集」なのだから、驚きやと思う。
もっともこの本を神保町の洋書タトルさんで10数年前に買った時点では、屋久島で此の写真集に展開されている植物達とじかにお会いするとは夢にも思わなかったんだけども。

写真は全てモノクロ、表紙のシダに惹かれて読めもしない英語の本を購入し各写真のキャプションを辞書で調べもせず、ただただ美しいシダのグリグリ新芽の「どアップ」、ツルの巻き巻き、何かの茎の立体的な美しさなどを舐めるように見ていたのです。
屋久島に移住して初めての春にウラジロやコシダの新芽の展開していく様子を見たり、新芽や花芽がふくらんでいく様子を見て驚いた!
「あの神保町で買った本や」と慌てて家の中に此の本があるのか探しまくった。
「あった!」屋久島へ来るのに本やCDを大量に売って来たので、なんで此の写真集を手元に置いておいたのかが、不思議なんですな。

そして今年の春も、やっぱり新芽や花芽がふくらんできててシダのグリグリ新芽が出てきてる。
またまた此の写真集を引っ張り出して、いかに的確に自然の芸術を表現しているか感心してしまうんですな。
かなりマクロで撮影されていて新芽の葉脈まで、はっきりと写しだされているのがスゴい。
ともかく此の写真家はただもんでは無さそう。
お名前が本のタイトルと同じカールさん、カールのおじさんでは無くて、プロフィールらしいページに本人のポートレートがあるのを見ると髭がカールしている!
ダリみたいに。そして、被写体の植物もカールしているものが多いのが可笑しい。
ドイツ生まれの方みたいで植物ばかり撮影してはった(読めない英語のプロフィールによると)ようで、英語以外にも、たぶんドイツ語で書かれている本です。
私のように日本語もまもとでは無いが外国語に弱い方でも写真集なら楽しめると思うのと、なによりもモチーフのひとつひとつがモノクロであるにも関わらず、生き生きしているのが深ーい「ため息本」になるのでは。

春にお勧めしたい写真集です。

by Wakko

 

 

○私もひと言 。
久々の投稿となりました。
文中では英語とドイツ語とありますが、アマゾンのデータによるとフランス語の様です。
ページ作成担当者

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