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屋久島の味.12-芝原チトさん直伝、あくまきの作り方

   



4月の下旬頃は、どこのスーパーの店頭にも孟宗竹の皮とあくまき用あく汁というものが並んでいますねん。
他府県から来られた方は「なんや?これ」と思うと思いますが、鹿児島県ではごくごく普通で五月の節句に食べる郷土菓子なのですな。
さて、ご指導頂いたのはポンカン、タンカンを無農薬で作られている芝原チトさん、タイガー日記ファンの皆さんにはご存知の方やな。
芝原チトさんのお母様はタケノコアレルギーで作らなかったらしいけど、お姑さんから教わったのをアレンジしてチトさん風に作り変えはった名品ですねん。

 

 

 
1. 下準備
 

まず、何日も前から水に漬けて孟宗竹の皮を柔らかくしておきますねん。


そして前日の夜にモチ米一升(1.5キロ)をあく巻き用あく汁に漬けておきます。
8時間は浸水させて下さいな。

これはザルにあげて、水をきったモチ米ですねん。


孟宗竹の皮を広げて、端っこから後でしばる時に使う紐を裂いて取ります。
細いのん2本でも良いし、太めを取ってから2つに裂いてもいいなぁ。

片側から約三分の一の辺りで綺麗に折り、反対側からも重なるように折ります。
それから下側から上に折るねんけど、蓋出来る分は空けておくねん。


 


2. 詰め込み

 

これがモチ米を包む形、こういう袋状になるんやな。
その袋の中にモチ米を平均して入れますねん。


↑これがなかなか難しい〜。
それでマドラーみたいなんで端っこにもモチ米を入れて均一にするねんな。

それから先程取っておいた孟宗竹の皮の紐で上下くくるねん。↓
これがまた簡単ではないんやな。
きつくしばると、中のモチ米が膨張した時に切れるからアカンし、ゆるすぎたら、外れてしもてアカンし。
結び目も同じ面にしなアカンねんで。


 

3.

加熱調理

 

さてここからは、大鍋で4時間は煮ますねん。
煮る時間が少ないとモチ米の粒々が残るので、たっぷり時間がかかりますねん。
チトさんのは粒々が残らない、滑らかな食感やねんで。


ただ単に鍋に入れりゃイイちゅうもんでなく、お湯が対流するように入れて行きます。
底にまず孟宗竹の皮を敷き、並べますねんで。

あ、紐の結び目を下向きにしてや〜。↑
これ、ポイントやそうですぞ。
中身にお湯が入らないようにする為やそうですワ。

落とし蓋をして4時間煮ますで〜。
何度も何度も差し水をして、手間ひまかかりますワ。


出来たで〜圧巻や!!
新聞紙の上で冷まします。
ちなみに細いのんや、ちゃんとした筆箱型になっていないのはワシのおかんが作った奴やで。
チトさんのは綺麗な形。
チトさん曰く、大きいサイズだと食べきれないから細い小さなサイズの方が良いとの事。
おかん〜怪我の光明とはこの事かいな。

 


4. 出来上がり
 

さて、出来上がりの中身を見ましょう。

きゃ〜、ピカピカや。

食べるのに、冷蔵庫で冷やした方が美味しいねん。
なんでやろ?
たぶん灰汁の匂いが減るからかな?
でもトレッキングに行く時に持って行くのには常温やねんけど、そんなに気にならん匂いやで。
孟宗竹の皮には殺菌作用があるし、灰汁に漬けたモチ米なんで日持ちはしますワ。

そのまま食べても美味しいけど、チトさんはきな粉、白砂糖、少しの塩をブレンドしたものをつけて、食べると良いとの事でな。
左の方で混ぜてますねん。

包んでいた孟宗竹の皮の紐で底からはがし、ひとくち大に切り放し、いただききま〜す!

最高に美味しい、芝原チトさん直伝のあくまきで〜す。
是非機会があれば、作ってみて下さいな、美味しい事間違いなしやで。

 


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